# Apache + Redmine(Docker)
参考:
- [Apacheで簡単にリバースプロキシ構築(SSL通信転送付き)](https://blog.neet-shikakugets.com/construct-reverse-proxy-using-apache)
- [ApacheリバースプロキシでHTTPSリダイレクトをかける方法](https://suwaru.tokyo/apache%e3%83%aa%e3%83%90%e3%83%bc%e3%82%b9%e3%83%97%e3%83%ad%e3%82%ad%e3%82%b7%e3%81%a7https%e3%83%aa%e3%83%80%e3%82%a4%e3%83%ac%e3%82%af%e3%83%88%e3%82%92%e3%81%8b%e3%81%91%e3%82%8b%e6%96%b9%e6%b3%95/)
##### 環境
- CentOS Stream 9 (ホスト環境)
- ホストに Apache 2.4.53をインストール済み
- SSL証明書として Let's Encrypt を利用
- ホストに対してhttps通信が可能
- ホストのグローバルIPアドレスに関連付けされたドメイン名を取得済み
- Docker 20.10.21 がインストール済み
- Docker上において、Redmineコンテナが動作しており、(ホスト)8081→80(Redmine)のポート設定になっている
##### 構築背景
Docker上でhttps通信用の中継Webサーバを立ててもよかったが、
既に構築しているホスト上のWebサーバ(Apache)を中継させたかった。
そのため、コンテナ上のRedmineに直接アクセスするのではない。
##### リバースプロキシ及びリダイレクトの設定
ホスト上のWebサーバを中継して、https通信を行うために、Apacheにリバースプロキシを設定する。
『Redmineではログイン後にリダイレクトを行うため、リバースプロキシを設定するだけでは、
ログイン画面はhttps通信ができても、ログイン後はhttp通信になる。』(著者の環境及び能力ではこうなった…)
そのため、リダイレクトですべてのhttp通信をhttps通信にリダイレクトするようにして、
Redmineログイン後もhttps通信となるように設定を行う。
まずは、リダイレクト設定のために、「httpd.conf」を編集する。
```
$ sudo vi /etc/httpd/conf/httpd.conf
・・・
----------追記部分-----------
ProxyRequests off
RewriteEngine On
RewriteRule ^/$ https://<ドメイン名>/
Redirect / https://<ドメイン名>/
------------------------------
・・・
# Load config files in the "/etc/httpd/conf.d" directory, if any.
IncludeOptional conf.d/*.conf
おそらく「IncludeOptional・・・」よりも上部の方がよさそう。
```
次にリダイレクトさせるために、「ssl.conf」を編集する。
```
$ sudo vi /etc/httpd/conf.d/ssl.conf
# ←コメントで削除
←追記
SSLProxyEngine on
ProxyPass <アプリのURL>
ProxyPassReverse <アプリのURL>
例えば、
= /redmine
<アプリのURL> = http://localhost:8081/redmine/
```
上記2つのファイルを編集後、文法チェックを行い問題がないことを確認する。
```
$ sudo httpd -t
Syntax OK
```
確認後、apacheを再起動させて、設定したパスを入力して、https通信ができていることを確認する。
```
$ sudo systemctl restart httpd
```